吹奏楽って…⑪

朝日新聞滋賀販売スタッフ

2009年08月06日 08:30

 今日はビブラフォンとマリンバを見てみましょう。

 ビブラフォン…この楽器も鍵盤楽器です。鍵盤は金属製です。それじゃ、グロッケンとあまり変わらないと思われた方もいるはず!しかし、音域はグロッケンより低めで、その幅も広く作られています。(低い音にも対応) 最大の特徴は、ペダルが付いていて踏むと叩いた音を自然に響かせる事が出来、足を離すと音を止める事が出来ると言うところです。もうひとつは、スイッチをONにすると、ビブラートがかけられることです。音源は、いいのがあります。皆さんご存じ、「ルパン三世のテーマ」! その年ごとにアレンジされ、一番有名なのは、サックスで演奏されているものですが、80年バージョンをお聴きください。ビブラフォンの魅力たっぷりにアレンジされています。

 マリンバ…これも鍵盤楽器です。鍵盤は木製です。お察しの通り、シロフォンより低い音に対応しています。しかし、ビブラフォンの様に、ペダルは付いていません。金属の様に、響く時間が長くない為です。ビブラフォンにも付いているのですが、鍵盤の下に筒の様なものが付いています。(シロフォンにも付いている。) この筒が響きを作る役目を果たしています。マリンバもビブラフォンも和音を奏でる役目がシバシバあり、マレット(叩く撥)を指の間に挟み、4本持って演奏と言う事もあります。 音源は吹奏楽の曲なのですが、 エヴァース作曲「ハッピー・マレット」と言う曲があります。シロフォンも入っての演奏なのですが、低い方の音がマリンバの音です。楽しい曲なので、一度お聴きください。


関連記事